なぜ無垢チーク材は世界中で愛されるのか?

チーク材ってよく聞くけど、どうして人気があるの?

英国がかつて造船の木材として使用されていたように、チーク材はその特徴から世界中から愛されてきました。

かつては「オリエント急行」の内装にも利用され、また「皇室用客車」という皇族専用鉄道にもチーク材は使用されていました。

今でも圧倒的な人気を誇り、規制がある為貴重な木材としても知られるチーク材について、注目すべき5つの特徴を改めてご紹介します。

チーク材の特徴とは?

①強さ

木材の中でも、最強といわれるほどの堅く、強度が高い。そのしなやかさは非常に特徴的です。

②耐腐食性

チーク材は油分が多く含んでおり、その為、酸化や虫、水分、腐食にも強い。耐久性にも優れています。

英国が造船にも使うほど、やはり選ばれる理由がそこにあります。

③再利用できる

腐ることのない木材のチーク材はヨーロッパでは「ヴィンテージ」としても何度も何度も使いこまれています。

古材と言っても、その状態次第では新材よりも高値がつくほど。

③木痩せが少ない

木は痩せます。

木が伐採されると水分を吸収しなくなるので、年数が経つと乾燥しきって痩せきります。これが木痩せの状態。

しかし、チーク材は水分を多く含むため反りや割れが激しく、乾燥にも時間がかかります。

じっくりと乾燥させるチーク材は他の木材に比べ、木痩せが少なく、安定しています。

⑤美しさ

圧倒的な理由はやはりその「美しさ」でしょう。

木目は美しく、木そのもの。触る前から感じるその質感はあたたかく、濃淡のコントラストははっきりと表れているにも関わらず、落ち着いた安心感のある美しさです。

経年変化もまた格別です。

その風合いは自然の力と時間経過により仕上がるもの。

「もう一度使っても大丈夫」という安心感、これらを兼ね備えた材がチークなのです。

『木の宝石』と言われるほど美しくあたたかいチーク材は現代でも世界中から愛されています。

まずは実際に見てみましょう。